50代周辺になってくると、新しいことを始めるのが億劫になってきますよね。
だって、それを始めるとどうなるのかがなんとなく想像つくんですよね。
運動不足だしジムにでも通ってみようかなあ・・・
ってせいぜい続いて3か月だろうなあ
とか。
もしかして韓国語もそうですか?
韓ドラ好きで見てるけど、韓国語理解出来たらもっと楽しめそうだよなあ・・・
でも若くないし、今さら外国語を一から覚えるのって・・・
めちゃくちゃわかります!
私もそうでした。
ですが韓国語を勉強し始めてみると、本当にメリットしかないんです!
今回は
50代から韓国語勉強始めるって遅い?
と迷っている、そんなあなたに絶対に読んで欲しい内容です!
これを読めば、さっそく明日からワクワクした気持ちで韓国語デビューできることでしょう。
脳はまだ若い!50代でも韓国語を習得できる理由
50代の皆さん、もう
脳が衰えて新しいことが覚えられない
って心配ですか?
脳の衰えは個人差がありますが、一般的には中年期(40歳以降)を過ぎると徐々に始まるといわれています。
しかし、この「衰え」は必ずしも全員に当てはまるものではありません。
生活習慣や活動によってその進行を遅らせたり、予防したりすることが可能なんです!
特に継続的な学習は脳への刺激に非常に効果があることが分かっています。
また、単語を記憶できないといった問題の根底には「忘却曲線」という心理学の概念が存在しています。
「時間が経過するにつれてどのくらい忘れていくか」についてグラフで表したものでエビングハウスの忘却曲線と呼ばれています。聞いたことがある方も多いかもしれませんね。
つまり、脳が衰えているから出来ないと考えるのではなく、子の忘却曲線の原理に従って学習を進めていくことで、どの年齢でも単語を記憶していくことは十分に可能なのです。
学習などで新しい刺激を与え続けることで、衰えを予防する!と考えてみてはいかがでしょう?
50代でも韓国語を習得できる3つの理由
韓国語は日本人が最も学びやすい言語の一つと言われています。
その理由は
①語順が日本語とほぼ同じ
②日本語と発音が似ている単語が非常に多い
③漢字がルーツになっている単語が多い
では一つずつ詳しく見ていきましょう。
①語順が日本語とほぼ同じ
これは聞いたことがある方も多いと思います。
日本語と一緒で
主語+目的語+述語
の順で話せばいいので、単語さえ知っていたらそれだけで通じてしまいます。
英語のように
主語+述語+目的語
ではないので、50年近く日本語の語順に慣れ親しんだ私たちにとって、非常に学びやすい言語と言えるでしょう。
私は会社員です。
と言いたい時には
私=저(チョ)
は=는(ヌン)
会社員=회사원(フェサウォン)
です=이에요(イエヨ)
と日本語をそのまま韓国語の単語に置き換えることができますので
저는 회사원이에요(チョヌン フェサウォニエヨ)
で通じます。
フェサウォニエヨがイエヨではなくニエヨになる訳はここでは省略しますが、
このように、自分が使いそうな単語をはじめにいくつか覚えるだけで、
簡単な意思疎通ができるのは、韓国語を勉強するメリットの大きな理由です!
②日本語と発音が似ている単語が非常に多い
韓ドラを見ていると
あれ?今日本語言った?
となる瞬間ありませんか?
次でも詳しく説明しますが、日本語と同じで韓国語も漢字がルーツになっているので、
日本語の音読みと韓国語では非常にそっくりなものが多く存在します。
高速道路、家族、鞄、計算,都市、無料、瞬間、調味料・・・・
ですので、単語を覚えるのが英語など他の言語に比べて非常に簡単なのです。
英単語を100個覚える労力で韓国語ならその何倍も覚えることができるでしょう。
③漢字がルーツになっている単語が多い
これは漢字に慣れ親しんだ日本人の、そして若い世代よりも漢字を知っている50代前後の我々にとって非常に学びやすいということを示しています。
熟語などに使用されている漢字の音読みは、ハングルだと同じ字を使って表現されることが多いんです。
たとえば、
①社、四、糸、思、寺、使、死、謝、師・・・・・・これらの漢字をハングルで表すと全て
「사(サ)」
②会、絵、回、灰・・・・これらは
「회(フェ)」
③員、院、遠、元、園・・・・これらは
「원(ウォン)」
となります。
ではここで問題。
「社会」「会員」「会社」はそれぞれなんというでしょうか?
答えは
「社会」・・・「사회(サフェ)」
「社員」・・・「사원(サウォン)」
「会員」・・・「회원(フェウォン)」
となります。
いかがですか?当たりましたか?
そうなんです、つまりどの漢字がどのハングルに置き換わるかが分かれば、実際になんというか分からない単語だとしても予想できてしまうんです!!
どの漢字がどのハングルに置き換わるかについては、多少慣れが必要ですが、だんだん
「あ~たぶんこれは사になるな、이になるな기になるな・・・
のようになっていきます。
こうなれば占めたもの。
ボキャブラリーを爆発的に増やすことができるようになります!
日本語では「選ぶ」と「選択」のように、漢字を訓読みした言い方と音読みした言い方が存在しますよね?
韓国語も同じで、先ほど説明した漢字ルーツである「漢字語」と、韓国語で独自に発生した「固有語」があります。この「固有語」は日本語とは全く異なる言い方なので一つひとつ覚える必要があります。
では「選ぶ」と韓国語で言いたいけどなんて言うんだっけ?
となった時に、「選ぶ」は日本語と全く異なる言い方なので記憶するのが難しくすぐに思い出せないかもしれません。
でも「選択」は音読みなので、「選」と「択」のハングル置き換えを頭に浮かべて
「선택(ソンテk)」・・かな?
と予想して言ってみることができるんです!
熟語や難しい言い方を知っている熟年世代は、あてずっぽうに言ってみても通じる可能性が高いのです。
50代におすすめの韓国語学習方法3選
ではどのような勉強方法がおすすめか見ていきましょう。
①アプリやオンライン教材で独学
オンライン教材やアプリを活用することで、自分のペースで学習を進めることができます。
アプリも今は非常にたくさんの韓国語学習アプリが存在しています。
その中でも私が試してきた中でおすすめのアプリはこちらです。
こちらは単語アプリなのですが、設定が細かくできるのが何といっても一番の魅力!
一日に覚えたい単語の数から再生速度、文字のスタイル、リマインドのアラーム設定などなど、毎日きちんと学習できる設定が搭載されています。
また先ほどご紹介した「忘却曲線」にのっとって、過去に出てきた単語を翌日、3日後、7日後…などのように何度も出題したり、間違えやすい単語を頻繁に出してくれたりと、本気で単語を覚えさせようとしているな!と感じるアプリなのです!
こちらは有名なアプリ「Duolingo」。
英語に比べるとフレーズ数は少ないですが、初心者が隙間時間に少しずつ学ぶのに適していると思います。
勉強をさぼると、マスコットキャラクターから「ちょっと、僕のこと忘れてない?」的なメールが届き、「あ~ごめん忘れてた!!5分だけやるか!」という気にさせてくれるかわいいアプリです。
こちらは他の記事でも紹介していますが、言語学習のお友達を作ることができるアプリです。
お友達を作ってそれぞれの言語を教えあうのはもちろん、お友達を作らずとも勉強していてわからない部分が出てきた時に「これってどうして○○って言うの?」などツイートすると、韓国人や韓国語に詳しい日本人が返事をくれるんです。
毎日日記を挙げている人もいたり、音読を挙げている人もいたりと、見ているだけでも勉強のモチベーションアップになるので入れておいて損はないアプリです。
②教室に通う
地元のカルチャースクールや韓国語教室に通うことで、専門の講師から直接指導を受けることができます。
また、クラスメートと一緒に学ぶことで、モチベーションを維持しやすくなります。
基本的に平日日中は専業主婦の中年女性が多く、平日夜や土日は20代から60代くらいと幅広い方が通っている傾向にあります。
③マンツーマンレッスンを受ける
個別指導のプライベートレッスンは、自分のペースや学習スタイルに合わせた指導が受けられます。特に会話練習に重点を置くことができるのが大きな利点です。
こちらから出向く通学スタイルと、自宅で受講可能なオンラインスタイルがあります。
50代で韓国語を勉強するメリット
韓国語を勉強し始めて良かった!と感じる瞬間がいくつもあります。
毎日にハリが生まれる
毎日コツコツ韓国語の勉強をしていくと、「へえ~、韓国ではこんな風に表現するのかあ」と「50年生きてきて知らなったことを知れる喜び」を感じることができるんです。
今までの人生で覚えてきたこと、身についてきたことを少しずつ忘れていく日々の中において、新しい情報をインプットできる喜びを静かに、確実に感じることができます。
気持ちが外の世界に向いてく
毎日の生活が同じ環境や人で固められていく日々の中で、韓国という国に興味が広がることで気持ちが内から外に向かうようになります。
韓国ドラマに今以上に興味が持てるようになったり、K-POPアイドルにはまったり、韓国旅行に行きたくなったりと行動範囲が大きく変わっていくことでしょう。
自分に自信が持てるようになる
英語に挫折した私にとって英語が話せないというのはコンプレックスの一つでした。
ですが韓国語を勉強している今は「自分には韓国語があるじゃないか!」と、「私と言えば!」の部分を持てたことが自信に繋がっています。
あ、別にペラペラとかじゃなくて全然いいんです。一つのことにひたすら向き合っているものがある。その事実が自信になっているという意味です。
自分には何もない、何もできない。
と思っている方も、韓国語を始めることで自己肯定感までも上げることができてしまうんです!
50代だからこそ!?韓国語学習は今が始め時!まとめ
いかがでしたでしょうか?
韓国語は10代や20代じゃないと遅い??
全くそんなことはありません。
50代だからこそ、豊富な語彙力を使って効率的な学習が可能ですし、「すぐに忘れる」ことを熟知しているからこそ、反復学習などあらかじめ計画して取り組める。
韓国語の勉強を始めるなら今が始め時!!
一緒にハングルの世界に一歩を踏み出してみませんか?